自己紹介

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茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.

2013年5月31日金曜日

旧道庁の八重桜


今日は、旧道庁の八重桜です。
今年の札幌の山桜は開花が18日も遅れたほどの低気温の中
山桜の後に咲いた八重桜はとても綺麗で見事でした。











池に架かって咲き、花びらが池に散った風情もいいものです。












桜のピンクに新緑の緑が映えて、とても素敵でした。




2013年5月23日木曜日

クリスマスローズ (初雪おこし、寒芍薬)



クリスマスローズというのは、今では、もう馴染みの花になってきていますが、
日本では、主に年が明けて2月頃からお花屋さんでは出回り、年末のクリスマスにはまだ出てはいないし、地植えのものでも、本州でも12月に多分まだだと思うのですが、ましてや雪のある北海道では程遠く、雪が溶け出した頃に昨年の葉の影から蕾が出ているのを見て、早く咲かないかなあと思うものですが、何故、クリスマスローズという名前なのかと、思っていました。






今回我が家の花達を集めたブログを作り始めて、
改めて写真をアップするのに、色々と調べてみて、
へぇ~!そうなんだ!というような事が沢山分かって面白いと思いますが、
クリスマスローズもそのうちの一つです。


クリスマスローズの原種は、ニゲルという一重の白い清楚な花ですが、
ニゲルと知って、ああ、ニゲルなら知っているわ!と思い、このニゲルが原種なのか、そう云えば似ているなと思いました。

このニゲルというのは、ヘレポラス・ニゲルというヘレポラス属のニゲルという事で、ギリシャ語でヘレポラスは地獄、ニゲルは黒のという恐ろしい名前がついていて、その根が黒い事からニゲルとついている花らしい!そして、その根には毒性があるが、薬草として使われていた。

でも花は白く清楚であり、イギリスやドイツでは、クリスマスの頃の12月に咲くので、クリスマスに咲くバラとして、[クリスマスローズ」という名前がついている。

我が家には、何種類かのクリスマスローズがあるが、このニゲルは無いようで、右の写真は、白だけではなく、少し黄色ががっているが、これが多分ニゲルに一番近いように思います。


本来、クリスマスローズというのは、このヘレポラス・ニゲルだけらしいが、
今、出回っている様々なクリスマスローズは本来クリスマスローズとは云わず、ニゲル以外のその全ては、レンテン・ローズというもので、
このレンテン・ローズは、キリスト教の復活祭の前、40日の受難(四旬節)大体、2月の頃に咲く花です。

このレントは、ギリシャ語で四旬節をレントといい、ここからきている名前で、正式名は、ヘレポラス・オリエンタリスといい、このオリエンタリスを総称してレンテン・ローズといいますが、日本では、このレンテン・ローズも全て含めて、クリスマスローズと云っています。
それで、2月頃に咲くレンテン・ローズもクリスマスローズなので、2月から、北海道では、4〜5月に咲いてもクリスマスローズ!
何故クリスマスの頃に咲かないのに、クリスマスローズというのだろうという、何故が分かりました.....。




 



雪が溶けて、去年の葉の間から花芽が沢山付いているのが、顔を出します。






このクリスマスローズは、和名を「初雪起こし」[寒芍薬」といいます。
日本には、明治時代の始めに薬用植物として入ってきました。
薬草ではありましたが、花も芍薬に似ていて、
咲いている姿も下向きで、うつむき加減のところが
風情もあり、茶席に似合う花として
原種のニゲルは「初雪おこし」、レンテンローズは「寒芍薬」と和名が
つけられて、冬の花のない時季の茶花として茶席に飾られてきました。

「初雪起こし」は、雪を押し上げてはなを咲かせるからとの和名

他に、和名として葉が八手に開いている感じから「八手花笠」とも言います。

因みに、このクリスマスローズは
私の誕生日でもある3月6日の花です、
花言葉は「慰め」



















我が家のクリスマスローズの咲く辺りです。


今回のクリスマスローズについては、
日本クリスマスローズ協会のHPに沢山の情報があります。
http://www.wakaizumi-farm.com/index.html



2013年5月21日火曜日

エンレイソウ (延齢草)

エンレイソウの名前の由来は、
学名が「トリリウム}という「3を基本の数にしたユリ」という
多くの器官が3を基本として成り立っているところからきているそうです。



茎の先端近くに3枚の葉が傘が開くように付き
花」は3枚のがくへんと3枚の花びらの6枚で構成され
花柱(雌しべ)は先端が3つに分かれ
雄しべは外側に3本、内側に3本の6本が付く

とあります。(http://www.yasashi.info/e_00022.htm やさしい園芸)

成るほど、そういわれて、よく見ると確かに
皆3という数を基本に構成されています。
名前というものは、いろいろな視点からみて付けられるのだなと
改めておもいます。








エンレイソウ








大花のエンレイソウ













深山エンレイソウ(白花エンレイソウ)



このエンレイソウは和名で、「延齢草」と書きますが、
私は昔から、長寿に繋がるおめでたい名前だと思っています。

また、北海道大学の校章にもなっています。



タツタソウ (竜田草)


 竜田草という名前は、日露戦争の時に
軍艦龍田の乗組員が日本に持ち帰った事からついたと言われています。

葉はエンジの蓮の葉に似ていて、薄紫の花を沢山咲かせます。
今年は、庭のあちこちに沢山咲いています。












キバナカタクリ (黄花片栗)



 黄花カタクリは、日本に自生している薄紫のカタクリと同じユリ科の花ですが、花の色は黄色で、日本の物ではなく洋種で、日本には主に園芸用として入ってきました。

ネット上にあるキバナカタクリの写真の葉は、殆ど青々とした緑一色の葉ですが、我が家のキバナカタクリの葉は、葉の葉脈が斑になっています。














2013年5月18日土曜日

カタクリ


カタクリの花は、2~3輪で見るよりは、群落で咲いているのを見る方が
わあ~~凄い!!と感じる花だが、我が家の庭には
それほどもない中、今年は少しふえたかな....




カタクリは、日中陽が照ると、花びらが開いて反り返るが、
夕方陽が沈むと、花びらは閉じる。
陽がない日は、閉じたままで、陽の光を好む花だ。




カタクリの向こう側に沢山出ている芽は、クマガイソウ









2013年5月16日木曜日

蝦夷エンゴサク



このエンゴサクは、北海道に自生するもので、
本州のものは赤みがかった紫のものが多いようですが、
蝦夷エンゴサクはブルーの花をつける。

我が家のエンゴサクは、何故がこのツツジの根元に出てくるのですが、
単独に出るというよりも、群落していて、
カタクリと一緒によく咲いている光景を目にします。

この写真は、昨年の真駒内公園のカタクリと一緒に自生している
エンゴサクです。
エンゴサクだけの群落を見てみたいと思います。



カンアオイ (寒葵)


このカンアオイは、
かなり沢山の種類があるようで葉は常緑で、
冬でも青々としているところから,カンアオイ(寒葵)という名前がついています。

雪が解けた下から現れた時にも青いので、多分雪の下にあっても青いのだろうと思う。
葉は、丸みのあるハート型をしています。
丈は高くはなく、節のある茎や根が地表を這って、葉や花を付ける。
花は、葉の間をめくってみると、茎と同じ黒に近い濃い紫の先端が三つに分かれた、花ともつかないような花を付けます。

我が家の花は、黒に近い紫ですが、黒と白がはっきり分かれたもの、まだらになっているもの、色素が抜けて緑色のもの等、色々あるようです。




アオイ(葵)といえば、
日本では、徳川家の紋所として誰でもその形を容易に想像出来るところですが、
この紋所の「三つ葉葵」は、
カンアオイの一種であるフタバアオイがそのデザインのもとになっています。












2013年5月14日火曜日

スハマソウ (雪割草)



この花は、私はずっとミスミソウだとばかり思っていましたが、調べてみたところ、
どうやら、我が家にあるのは、スハマソウだという事が分かりました。







では、このスハマソウとミスミソウの違いは何かというと、葉の形にあって、
両方ともにその葉は、三裂していて、三つに分かれた葉の先端が丸いものをスハマソウ、葉の先端が三角に尖っているのがミスミソウのようです。









他に、スハマソウと同じ先端が丸くなっているが、
その葉の両側に毛があるものがあって、これをケミハマソウということらしい。
でも、何だか、
ミスミソウであろうが、スハマソウであろうが、またケミハマソウであろうが、
花は同じなのですから、区別がし難いものもあるようです。

このどれもは、キンポウゲ科の花で、
雪があるうちから雪を割って咲くので、和名を雪割り草ともいいます。
我が家のスハマソウは、白ですが、他にピンクや紫がったものもあるようです。






2013年5月12日日曜日

チオノドクサ (雪解草)



チオノドクサと日本語の方仮名で読んでしまえば、まあ!何て、
おどろおどろしい名前なんだろうと、ちょっと思ってしまいますが、
このチオノドクサというのは、
語源は、ギリシャ語で
chion(チオン):雪と
doxa(ドクサ)輝き、栄光
という意味を持った素敵な名前なんだなあと、納得します。

和名は「雪解草」

まだ雪のあるうちから咲き、
薄紫で、中がほんのり白い
直径3センチ程の花で、
他にピンクと白の種類が
あるようです。







突然変異?

このチオノドクサの咲いているすぐ近くにこんな花が咲いています。

色はチオノドクサよりちょっと濃い目でチオノドクサは上を向いて咲く花ですが、
これは、下を向いて咲いていて。花びらの真ん中に来いブルーの線が入っています。
葉は、チオノドクサと同じ感じで、すぐ近くにあったので、
きっと、チオノドクサの突然変異なのかしら?と思っています。




この花、
大きさは本当に小さく、
花の直径は1センチぐらいで
高さも2〜3センチ。
チオノドクサに花は似ているのですが
葉の色が違う。
チオノドクサは他の場所に出てくるし、
毎年この場所に出てくるこの小さな花は何なのでしょう?と毎年考えます!

突然変異といえば、この花、
毎年同じ場所に咲く名前が分からないこの花も同じく
チオノドクサの突然変異なのかもしれないなと、思うこの頃......



2013年5月9日木曜日

ショウジョウバカマ(猩猩袴)



このショウジョウバカマ、雪が融け土が出始めた時には既に地
面に葉を這らしている。
雪ノ下でも葉はこのままなのかもしれない。
日本全国に広く分布していて、葉は冬の寒い時は赤く紅葉し、暖かくなると緑色になる。
今年はまだまだ寒く、紅葉も残っています。






猩猩(しょうじょう)というのは、想像上の動物で、顔は猿に似て、花はその顔に、葉はその袴に見立てている。






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